薬剤経済学(医療経済評価)に関する連載記事がミクス3月号に掲載されました
第47回 分析ガイドラインの理解のために 費用対効果平面で費用対効果を考える
費用対効果評価制度(日本版HTA)は4年目を迎えます。日本版HTAへの対応のためにはガイドラインの理解が欠かせませんが、そのためには基本的な考え方を理解することが重要です。費用効果分析では、臨床エビデンスをパラメーターの一部として扱うことはあるものの、評価に用いる費用や効果はモデルを使ったシミュレーションにより推計します。費用対効果の評価方法にも独特の「お作法」があります。 今回は、その基本的な考え方を紹介します。